いぬいの方角

出来事について、趣味について、思ったことについて

立場を考えて話しをするとそれはもう本音とはかけ離れた言葉が出る

珍しく仕事で総務の人たちと飲んだのでそのときの話。

 

まずは私と部署のスペック

・社会人8年目

・部署は5人の少人数制

・一番下っ端で、ボスが1人(営業上がり)、課長が1人(今の部署11年)、課長代理が1人(現場上がり)、事務のおばちゃんが1人

・今の部署は3つ目でこの先月丸3年。今の会社生活で最も長く在籍

・課長代理と課長の仲は悪い、課長代理とボスはしゃべるけど対立、ボスは課長頼りまくり、私と課長仲良くない、私とボス仲良くない、事務のおばちゃん潤滑油

 

総務課長(Iさん)

・工場、本社とずっと総務畑

・私の就職活動の時の面接官

 

 

とまぁスペックというか前提の説明というかそれらを書いた上で飲んだ時の話。

最初はもう1つのテーブルに座っていた総務課長(以下Iさん)は席をうつってこちらのテーブルに来た。

雑談を交わしたあと、私の部署はどうなのか?と聞かれた。

どのように話すか一瞬迷ったが、正直に話すことにした。

 

部全体の雰囲気はあんまり良くない。課長代理が課長を嫌っている。

課長代理とボスは対立している。ボスは長くいる課長にべったりで、明らかに他の課員と差別している。私と課長代理は普通だが、私と課長は仲良くない。私は課長にいろいろ相談したいが、苦手意識をこじらせて話すことができなくなってしまった。

などなど色々話していたが、やはり私は一番下っ端なのだ。

そして、まぁ私の性格もあるが、自分の立場でそんな不満など言ってしまっていいのか?自分はそれほどの仕事をしているのか?と疑問を感じ、不満はあるのだが、それをストレートにぶつけることができなくなってしまう。

オブラートに包んだような形で話をしてしまう。

 

本音を言うと別の部署に行きたい

今の部署の在籍が最も長いと書いた。私自身は1つこれができますと言える仕事が欲しいと思っている。それを簡単に示すことができるのが年数なのだ。(当然年数と仕事のできるできないは比例しない)

そしてその年数は大体5年くらいだろうか…と勝手に思っている。

なので、私がどうしたいのか~的な話になったときにあと2年くらいは今の部署で…みたいなことを言ってしまった。

いや、人が変わればまた変わるんだが、今のメンバーであと2年もやりたくはない。

“どちらかというと別の仕事がしたい”とか思っている。

 

これがもし、自分が下っ端でなければ、Iさんと同じ役職であれば、せめて1つ下の役職であれば?少しは変わった意見が出るのだろうか?

世のサラリーマンの方たちは立場とは異なる自分の本音を出せているのだろうか?

立場を意識するのも大事だが、それで自分の本音を殺し続けてしまわないようにしたい。