いぬいの方角

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好きな作家の話

いつもは買わない

ダ・ヴィンチ 2014年 08月号 [雑誌]

を買った。

 

今月号はドラマ『半沢直樹』の原作者の池井戸潤の特集だった。

表紙を見てから買おうと思っていて今日ようやく購入した。

 

池井戸潤の作品で初めて読んだのはまさに半沢直樹の原作の「おれたちバブル入行組」だった。立ち読みはしない主義なので、確かタイトルに惹かれて買ったと思う。

読んでみたら面白かった。ドラマよりはダークな主人公像だったけど、上司に逆らうのも気持ち良かったし、基本的にはハッピーエンドなのがよかった。

小説は娯楽で読んでるので、バッドエンドは読みたくない。

そういえば、最初に知ったのは「鉄の骨」のNHKのドラマだった。

NHKの土ドラは全6回で民法の連続ドラマと違って長すぎず、かつ構成がしっかりしていて丁度いいのだ。

 

そこからは続編の「花のバブル入行組」も読んだし、新作は大体読んだ。古いのはまだ読んでいないのもあるけど、サイン会も2回程行った。一緒に写真も撮ってもらった。

 

池井戸潤の作品は企業小説というジャンルでサラリーマンや組織で働く人が多い。

人気が出ている理由にみんなため込んでいるのがあるのだろう。仕事に対する不満や人間関係、理不尽などある中にも、池井戸潤の作品ではどの主人公も負けずに立ち向かっていく姿に共感を覚えていると思う。当然自分もそんなところが好きで、池井戸潤作品にハマっている。

 

今の仕事では人間関係に苦しんでいるし、仕事内容も正直面白くない。

でも大きい部分は人間関係だと思う。半沢直樹は結構個人で動いている感がある。

自分はチームで働くのが好きだ。チームとして結果を出したい。

そのためにはもっと話し合って、冗談も言い合って、そんな関係になればいいなと社会人を数年やっているくせに青臭いことを思っている。

だからこそ割り切りができず、しんどいと思える部分もあるのだけど。

 

ちきりん氏がブログで言っていたと思うけど(うろ覚え)、人は話すことでしか分かりあえない。まさにそうだと思う。親兄弟だって何を考えているかなんてわかりゃしない。もっと人、というか職場だけど話し合った方がいいと思う。

きっとどこもそれができれば苦労しないと思っているだろうけど。

3連休もあっという間に終わり、また会話のない職場が明日から始まる。。。

 

終わり