プレゼンは準備が必要
今日は本のプレゼンイベントにてプレゼンをした。
ビブリオバトルという全国あちこちで行われているイベント。
毎回テーマが決められていて、4~6人くらいが発表して聞いた人が読みたいと思った本に投票して、一番投票の多かった本がチャンプ本となる本のプレゼン、勝者を決めるゲーム、本を通じてその人を知るといったいろんな要素が詰まった遊び。
今回は「町」というテーマだった。
あんまり町についての本は思いつかなかった。寺山修二の書を捨てよ、町へ出ようを思いついたけどプレゼンは難しいだろうなと思って、海堂尊のジーン・ワルツにした。
海堂尊は医療問題を扱った小説を書いていて、この本は出産と不妊治療と地域医療。地域=町にかこつけて発表をした。
今まで過去に3回くらい発表をしたことがあるけど、どれもうまくまとまらなかった。5分と時間は決まっていて、きれいに終わったことは一回もない。
そして何を言いたいのか自分でも途中で分からなくなってくる。
まず小説はネタばれがあるからどこをピックアップしてしゃべるかが結構重要になる。とくにミステリーなんて謎解きだからそれを聞き手に分らないようにしゃべるのもこれまた難しい。
じゃあ準備するしかないでしょってことやけど、どこまで準備すればいいのか。
全部が全部なんて紹介できないし、伝えたいところを明確にするためにも3つくらいに焦点を絞って話すのがいいんじゃないかな。
もちろん話せるなら1つでもいい。でもあんまり詰め込みすぎるのはよくないから数はやはり多くない方がいいと思う。
そしてデータを使うなら、ちゃんとした情報を得ることと、それを自分の結論にどうつなげるか。データはあくまで道具。それが自分の主張になるわけじゃない。あくまで補足というところを理解すべき。
結局一番はその本を自分がどう思ったかを情熱的に伝えるのが大事。
だってこれは遊びやしね。遊びやったらどんなけ面白いかを伝えるのが一番大事でしょ。
でもこれ面白いよ!めっちゃ面白いからみんな見てよ!じゃあ人は見ないし、読まないし。どう面白かったかを伝えるにも、感情だけじゃあ相手にはなかなか伝わらないので、それを補う準備はしたほうがいいです。
遊びでも真剣にやりましょう。