いぬいの方角

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初めて不動産屋に行って部屋を決めた話①〜仮契約書かいてると頭痛くなってきた〜

結婚するにあたって賃貸を探しに不動産屋へ行った。2人とも奈良に住んでいて、ぼくは大阪で、彼女は奈良県内で働いている。ちょうど中間あたりで、2人ともに仕事に行くのに便利なところである駅近辺を狙って不動産屋へGO!

 

ところでぼくは完全な賃貸に住むというのは初めての話。当然不動産屋に行くのも初めてのこと。大学は大阪で家から通った。毎日1時間半かけて通学していた。眠かった。

働きだしてからは会社の寮に一時期住んでいて、借り上げのアパートではなく、食堂もある、集合住宅といった感じの独身寮。食事は希望すれば作ってくれるし、洗濯機、乾燥機あり、エアコンは使い放題で家賃は5,000円/月。掃除をするにも8畳ほどの部屋に掃除機をかけるだけで終わる。寮を出た後は実家から会社へ通うようになった。

何から何まで自分でやらなければならない一人暮らしはしたことがないのだ。

 

最初に行った不動産屋は駅前にあって、地場では有名な不動産屋だ。

さっそく希望を伝え、物件を探してもらった。

ちなみにこちらの希望は

 ・駅から徒歩15分以内

 ・家賃10万以内

 ・2LDK

 ・築5年以内

が主なもので、それ以外のところは見た感じや印象で、といった具合だ。

 

店長さんに対応してもらい、こちらの希望を伝えると1件が該当したが、ほかには紹介できるものがないとのこと。人気のエリアなのは分かっていたが、これほどとは。しかも奈良のくせに家賃が結構高い。。。

ここともう1件の計2件を紹介してもらい、実際に見に行った。

 

まずは希望より1駅遠いところ、見た感じの印象が悪かったので、彼女があまり気に入らず却下することとなった。

次に希望通りの物件を見に行くと、非常にいい感じだった。駅から徒歩12分で、住宅街、車でも自転車でも動きやすく、周りに病院はある。部屋自体は築も浅くクローゼットも多い。洗面所なんて鏡が広すぎて驚いたくらいだ。

彼女も洗面所にテンションが大いに上がっている。ここは有力候補として、キープすることにした。ちなみに物件は大和リビングが展開するDroomだ。なんと上質な空間でしょう。鍵はカードキーなんですって。それ別にいらねーなぁ…。

 

お店に戻って説明を受けるとキープするには、契約書を仮で書いて、手付金を払わないといけないらしい。手付金は10000円。でもそれでキープできるのはせいぜい2,3日だけのようだ。仮契約を書いてるのが3連休の月曜日なので、他を見る時間はほぼない。これってキープの意味ある?礼金も20万とかかってくるので、不動産を借りるのは毎月費用だけでなく初期費用も非常に高いものだと実感レベルで初めて理解した。

 

家賃数万円、敷金礼金数十万円、仲介手数料ウン万円、、、トータルすると50万近くかかる書類にサインしてると頭が痛くなって来た。こんなに高額な書類にサインするのとか車買ったとき以来だ。

しかも勤務先の家賃補助で、ぼくと彼女、どちらが契約者になるかもこの時点でまだ調べられていないので、そこも問題の一つだった。(のちにこれは彼女の契約がお得というのが分かるのだが)

 

とにかくもう一軒、不動産屋まわりたかった。彼女が現在契約している不動産屋だ。一軒だけ見て物件を決めるなんて嫌すぎる。時間はすでに夕方5時をまわっており、早くしないと店閉まるし、しんどいしでとにかく早く出たくて仕方なくなっていた。

 

無事に仮契約書に記入し、手付金も払って、店を出た頃には夕方5:30をまわっていた。

賃貸探すのって大変やな…なんて思ってた。

 

 

続く