いぬいの方角

出来事について、趣味について、思ったことについて

あの人ってどんな人?って聞かれるのがめっちゃ苦手

自分の家族や友人、同僚などについて「あの人ってどんな人?」っていう質問がめっちゃ苦手。

聞かれたときにほぼ初めてその友人を表す言葉を考える。

優しい…、気を遣う…、いつも笑顔…?などとかなり不安げに答えていくのが私の常。

しかもこういうときに真っ先に出てくるのがその人に対してネガティブに思うイメージが先に出てくる。それを言ってしまうと、私が質問者に対して、「私はその友人をネガティブに思っていますよ」と伝えることであり、私はその質問者のこともネガティブに思っているような人ですよ、と伝えるようなものじゃないかと思っている。

 

なので、最後の方はできるだけポジティブに言うように思いなおすけれど既にネガティブなことを言いまくった後でどうすりゃいいんだというのはよくある。

原因は前からこうだろうというのがあって、『私は他人にはあまり興味がないのだ』ということ。友人が、共通の友人のことを「あいつってたまにああいうとこあるやん?」とか「あの子は○○なキャラやから」なんて言われたときに私はどうするか。『あー、そうかもー』なんて言葉では言いながら、心では『そうか、そんな風に思ってたのか…』なんて考えてる。

 

私の好きなマンガで宇宙兄弟がある。過去にも最新刊について記事を書いた。

 

宇宙兄弟24巻 - 廉価版悦楽 ~いつだって不安です~

 

主人公のムッタという男はとても周りをよく見る男。

JAXAの宇宙飛行士試験で一緒に生活した人間について先輩宇宙飛行士から尋ねられたときに、その人たちの口癖、趣味、ケータイの待ち受けなどそんなことまで!みたいなことを答えているシーンがあった。私は自分に置き換えてみて、自分じゃあここまできっと答えられないな…なんて考えていた。

 

相手が自分のことをどう思っているか、どう見ているか?ばかり気にしていて相手のことをどれだけ思えているか、見れているか?というところまでは考えが及ばない。

今思いついたけど、他の人がどんな人か?というのを認識する方法として、他の人の発言や行動を、もし自分がそのとき同じ状況だったらどうするか?ということを考えれば言葉で説明できるかもしれない。

答えられないのはきっと明確な比較がないから。

自分とあの人はここがこう違う。というのが分かれば、きっと言葉で説明できるようになるかもしれない。それは同時に自分という人間もより深く理解できることにつながる。